カテゴリー別アーカイブ: 日記

雪の朝、レナード・コーエン

私の大好きなアーティスト、レナード・コーエン。
彼が、今日亡くなった。
いつか日本に来てくれることを願っていたけれど、夢叶わず。。。
ついに一度も彼のコンサートへ行けなかった。
とても残念。

私が19歳の時、初めてレナード・コーエンのアルバム”Songs of Leonard Cohen”を聴き、
涙がどっと溢れてきたのを思い出します。
その朝、外は真っ白に雪が積もっていました。
私が育った神奈川県では雪がめずらしいので、
しんしんと降る白い雪と彼の静かで深い歌声が重なり、
より印象深い出会いでした。

若かった私に、彼の歌は、たくさんの励ましや勇気、
たくさんの宝物を私の中に残してくれました。
何十年経っても、彼の歌声が心に響き続けています。

たくさんの歌手がレナード・コーエンの歌をカヴァーしているけれど、
ニック・ケイヴ(この方も大好きなアーティスト)も彼の歌をカヴァーして歌っていたなあ。
たくさんの人たちに、愛されている歌い手であり、語り部である。

彼の冥福をお祈りします。

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今日感じたこと。

よそはよそ、うちはうち。

私は何を描きたいのか、表現したい自分の気持ちが何なのかいつもわかりません。
準備した銅板を目の前にして、見えてきたモノをそこに記していきます。
たったひとつあった銅板の傷跡や染みがきっかけになることもあります。
そのきっかけから少しずつ見えてきたモノを加えて徐々に完成へと近づいていきます。
そして、完成した絵をじっとみつめていると、ふと言葉が浮かびます。
その言葉がタイトルとなります。
その時初めて自分が何を感じていたのか、どんな思いを自分の中に閉じこめていたのかに気づかされます。
「なるほど、そういうことだったのか。。。」と。
銅版画を制作することで、私自身のことを知ることになります。
絵が完成した時、私の中でくすぶっていたものが表に出て浄化されるのかもしれません。

今回、ベルギーからやってきたミュージシャン、TeunとJozefの即興演奏を聴く機会があり、
表現手段は違いますが、彼らの今、奏でる音が、今の瞬間、感じたままの表現で、
もしかしたら、演奏が終わった時に感じるものが、
私の絵が完成した時の気持ちと似たものがあるのではないかな。と。
そんなことを感じました。
Teun、Jpzef、マネージャーのStef、とてもやさしく魅力的な人たちでした。

ライブ行ってきました。

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今日は、ベルギーから来日しているJozef DumoulinとTeun Verbruggenのライブへ行ってきました。
即興音楽です。二人はまったくの即興で奏でているとのこと。
私は、下書きをせずに制作を始めます。
どんな絵が出来上がるのか私自身わからぬまま、
見えてきたモノをひとつひとつ加えながら制作を進めていきます。
彼らの音楽と通ずる何かがあるように思いました。
Teunが私の銅版画を好きだとコンタクトをとってくれたのも、
何かしら感じとるものがあったのかもしれないです。
明日ジャパンツアー最後の演奏が、六本木Super Deluxedで開催されます。
今夜私が聴いた音とまた違う新たな音がそこに広がるのでしょう。
興味のある方、ぜひ足をお運びください。
チケット情報など詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.super-deluxe.com/2015/09/

オバタクミ銅版画展開催します。

久しぶりに個展を開催します。
20点ほど新作発表。いよいよ明日搬入です。
まだまだホッとできませんが、なんとか間に合った。。。
作品制作に追われ、余裕のなかった日々でした。

2011年にこちらのギャラリーでご縁あって個展を開催し、今回2度目の個展。
場所は上野のお隣の駅、鬼子母神、朝顔市などで知られる入谷です。
ギャラリーのすぐ近所には小野照崎神社。
とても小さな神社ですが、渥美清さんが願かけをして寅さんの役と出会えたという話が有名で、
たくさんの方が参拝にくるらしい。
2011年個展の時には、初日がちょうど鷲神社の酉の市でした。ギャラリーから10分ほどの距離。
初日終了後、私も行ってみましたが、境内にはいるまで2時間待ちという賑わいでびっくり。
売約済みの芸能関係の方の熊手がどど〜んと並んでいて、中でも石原軍団の熊手は大きかった。迫力。

そんな下町での個展。下町散策がてら、新作をぜひ観にいらしてください。
ご来場お待ちしております。

鬼子母神 http://www.kimcom.jp/asagao/rekisi.php
小野照崎神社 http://onoteru.or.jp/
鷲神社 http://www.otorisama.or.jp/

オバタクミ銅版画展『扉の向こう側』 ガレリア・アッカ(東京/入谷)
2014.9月20日(土)~9月27日(土)12:00~19:00(最終日は17:00まで、会期中無休)

作家在廊予定日:9/20(土)21(日)23(火)26(金)27(土)(変更がありましたらnewsページまたはブログでお知らせします)

ガレリア・アッカ 東京都台東区下谷3-1-32  03-3873-2340
■日比谷線入谷駅4番出口より徒歩3分/JR鶯谷駅上野寄り出口より徒歩12分
http://www.galleria-acca.com

映画の予告編

YouTubeで懐かしい映画の予告編をみつけた。
ワタクシ、予告編大好きです。あの小気味良さが、たまらないです。
ついついyoutubeで予告編をみまくってしまった。
以前、フジテレビでミッドナイトアートシアターという深夜の映画番組があったのだが、
本編に入る前にその予告編を流すというのがとても魅力的で、
一生懸命ビデオ録画をしたものです。

記憶に残る好きな予告編は、『ミツバチのささやき』『ラルジャン』『サクリファイス』
『神経衰弱ぎりぎりの女たち』『ブリキの太鼓』『ミスターノウバディ』などなど。きりがない。
で、気づいたが、フランス映画社バウシリーズの作品が多いな。
バウシリーズ予告編の来宮良子さんのナレーションが、また実に良かった。
名前は知らなくとも、この方の声を耳にしたことのある人は多いはず。
これを書くにあたり調べてみたら、昨年末に82歳でお亡くなりになったそうで、
今ショックを受けているところ。
この方12chの演歌番組のナレーションをやっていたことがあって、
演歌とこの方の機械的な声との妙がとてもおもしろくてよく見ていた。
何でも味わい深くする、実に良いナレーションでした。